抗菌コーティングの効果

光触媒内装塗装

光触媒は、通常紫外線があたることで「分解力」と「親水性」を発生させますが、可視光応答型光触媒コーティング液を使うことにより、光触媒は室内でも効果を発揮します。光触媒の作用により、抗菌、抗ウイルス、防臭、大気浄化、セルフクリーニング（防汚）、シックハウス対策など、室内でもさまざまな効果が発揮されます。

●抗菌・抗ウイルス効果
●ペット臭・タバコ臭などの防臭効果
●ホルムアルデヒドなどのシックハウス対策
●壁紙・クロスに付着した生活臭を分解

抗菌コーティングの効果

光触媒内装塗装の効果

抗菌性（トイレでの採用・実証試験例）

総菌数検査キット「バイオチェッカー」で壁面をサンプリングし、培養の後コロニーを計数した。
光触媒施工後は菌数が低減していることが確認された。

抗菌コーティング Tersus IN は完全水系で、無臭の材料です。スプレーガンで天井・壁・パーティションなどの生活空間（トイレ・厨房含む）に噴霧することで光触媒層を形成し、抗菌・抗ウイルス・消臭効果を発揮します。各効果のグラフは下記です。

抗菌・抗ウイルス効果

●完全水系の可視光応答型内装用トップコート
●蛍光灯、白色LED、紫外線すべてに応答し高活性
●暗所や低照度環境での抗菌性に優れる

抗菌力試験結果 [JIS R 1752]　光触媒抗菌試験

菌の名称	抗菌活性値R	光照射の効果	存在場所	耐性	症状
大腸菌	4.3 ＜	0.2	ヒト腸内、トイレ	－	（血液や尿路系でのみ）敗血症
黄色ブドウ球菌	5.0 ＜	3.7	ヒト皮膚、消化管	耐塩性	食中毒、膿皮症、中耳炎など

抗ウイルス性試験 [JIS R 1756]　バクテリオQβファージを用いた光触媒抗ウイルス性試験

ウイルスの名称	抗ウイルス活性値R	光照射の効果	説明
バクテリオファージQβ	2.0	1.1	大腸菌に感染する溶菌性ファージの一種

抗菌試験結果（光未照射）

菌の名称	抗菌活性値R	菌の分類	存在場所	耐性	症状
大腸菌	6.11	グラム陰性桿菌	ヒト腸内、トイレ	－	（血液や尿路系でのみ）敗血症
黄色ブドウ球菌	4.34	グラム陽性球菌	ヒト皮膚、消化管	耐塩性	食中毒、膿皮症、中耳炎など
緑膿菌	4.41	グラム陰性桿菌	水中	紫外線・消毒薬抗菌剤抵抗性	難治性感染症の原因
肺炎桿菌	5.47	グラム陰性桿菌	ヒト口腔、腸内	－	弱毒菌。呼吸器感染症、尿路感染症
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌	4.66	グラム陽性球菌	病院	抗生物質耐性菌（メチシリン他）	骨髄炎、関節炎、感染性心内膜炎

高い抗菌性に加え、抗ウイルス性も発現

●データはすべて材料の特性に関するものであり、商品、物品の性能を保証するものではありません。
●抗菌・抗ウイルス効果は、すべての細菌やウイルスに対して効果を発現することを保証するものではありません。また、感染の予防を保証するものではありません。
●本製品はいずれも一般工業用製品であり、医薬品や医療機器など、医療を目的としたものではありません。